子供の入院 こゆたんの成長記録

こゆたんの入院〜小学2年生と付き添い入院生活〜親のメンタル不調

目次

あっという間に2週間たってしまいました。

実はちょっとメンタル崩してしまっており、記事に手がつきませんでした。
やっと回復したので、

本日は、付き添い入院の親のメンタル不調について書こうと思います。

予告していたコチラは

の入院〜小学1年生と付き添い入院生活〜持って来てよかったもの

また次回。

こゆたんの入院〜小学2年生と付き添い入院生活〜親のメンタル不調

高熱から細菌が血液に入ったなど、現状の治療はわかったものの
確実な感染経路は不明なまま

とりあえず、現在の治療方針に納得し、
そしてこゆたんの高熱が下がってきてホッとしていた頃でした。

ちょうど入院から1週間目の出来事。

4回の部屋移動、もちろん協力します

この1週間で4回お部屋を移動しました。

初日は感染リスクがあるとの事で感染対策の個室
翌日は感染リスクは下がったが胃腸炎の疑いがあるとの事で、別の個室へ

そのあと、胃腸炎ではなかったとなり大部屋へ。
さらに何故か、別の大部屋へ。

最初は入院自体慣れなくて、
また、個室にバタバタと常に入ってくる看護師さんや医師の対応に疲れてて
(これはもちろん、当たり前であり仕方ないしありがたいことなのですけどね)

大部屋に行くのが嫌でした。

しかし、大部屋もカーテン閉めればプライバシーが守られてるし
それなりに、過ごし方もわかってきて
楽しく過ごしていた矢先の出来事でした。

突然言われた、たった一言のコトバ

病院のスケジュールにも慣れて、病室で自由に過ごしている時でした。

入院中のスケジュールはこんなかんじ↓
こゆたんの入院〜小学2年生と付き添い入院生活〜入院中のスケジュール

私たちのベッドの横に移動してきた患者さんのベッドの移動を担当していた看護師さんが
こゆたんの点滴のスタンドがはみ出ていたのを指摘。

看「これ、はみ出てると困ります、ベッドちょっとそっちへ移動させます」

そう言って、有無を言わさずこゆたんのベッドを更に奥へ。
私の付き添いスペースは更に狭くなりました。

 

点滴のスタンドは、元々横ではなく足元にあり、
いつしか別の看護師さんがこゆたんのベッドサイドに移動させたものでした。

私「足元でも大丈夫ですけど」

すると

看「そっちでもはみ出てるんで!」

さらに、こゆたんのベッドを奥へ移動させようとしたら
借りていたミニデスクが引っかかって、扉が開かなくなってしまった。

私「扉、開かなくなっちゃいますね。。。」

 

このミニデスクは、前の部屋の時にベッド上で食事を取る際に貸していただいたもの。
さらに大きな通常の大きなデスクが来た際に、ミニデスクをどうしたらいいかと聞いたら、
使ってていいですよ〜と言っていただいていたので、私はミニデスクに荷物を置いていたという経緯がありました。

そして、ここに2つデスクがあるのを見たのか

「1つ机使ってますよね?そんな使い方しちゃ困ります!!あとで回収に来ますから!!」

こう言い放ち、去っていった。

そして結局、我々の横には来ず
斜向かいにベッドをセッティング。

あとから気づいたのですが、結局その看護師さんがセッティングした
斜向かいのベッドも、親の付き添いベッドが結構カーテンからはみ出た状態に。

 

嵐のように来て去っていった後、
急に涙が次から次へと出てきて、堪えられませんでした。

私、、そんなに悪いことしたの?

びっくりするこゆたん、

「ママ、どうしたの?机、あげたくなかったの?」

私は自分がなんでこんなに悲しいのか、自分でも説明できなくて
机を指差すばかり。

約1時間ほど、泣き腫らしたら、急に花粉症みたいな症状が。
鼻水がずっと止まらない。

明らかに、一瞬で免疫下がったなと思った出来事でした。

夜になっても、グルグルと悲しかった記憶が呼び出されてしまい
眠れませんでした。

自分でも理由がわからない

突然の事すぎて、ショックだったのはわかるけど
人に説明できない。

翌朝、「大丈夫ですか?」と心配してくれた担当の看護師さんを前に号泣。

突然泣いた私に驚きつつも、忙しい中寄り添ってトントンしてくれました。
その時も、伝えられたのは「看護師さんに悪者にされた、、、」

その後、回診に来た医師の顔見てまた涙。。。

一旦、落ち着いたと思っても、涙が止まらない。

入院患者のご家族のケアも仕事のうち

心配した医師と看護師さんが色々手配してくれたようで、

こゆたんのシャワーを引き受けてくださり
保育士さんが多めにこゆたんを病室からイルームに連れ出してくださり

「おかあさん、休んでくださいね」

と、私はその間病室で、少し横になることができ、とても助かりました。

申し訳ない、、と伝えると
「入院患者さんのご家族のケアも大切ですから、気にしないでくださいね」

と言っていただき感謝でした。

医師のススメで臨床心理士さんとお話し

私の状況を見た担当の医師が、
「臨床心理士とお話ししてみませんか?」

と、言ってくださいました。

その頃には、気持ちも整理できて、何が悲しかったのか、ショックだったのかを
自分で整理できてきたので、必要ないかもな、、とも思いつつ

意外にも心に大きく開いてしまった穴が本当に塞ぐことができたのか。
自分は本当に大丈夫な状態なのかがわからなかったので、予約を入れていただきました。

 

臨床心理士さんとの面談

事前に、守秘義務のこと
この時間は自分のために使っていいことなど
説明してもらい、個室へ

箱庭療法の動物たちや、数々のなどがあるお部屋
デスクとソファがあるお部屋に通されました。

どんなことがあったか話せる範囲で教えてほしい

そう言われ、もう気持ちは治まっていたと思っていたのに
話し出すとまた涙が。

状況は鮮明に、すべてお話しすることができました。

  • 病院のルールは守りたいし協力できることはしたいと思って過ごしていたこと
  • 許可を得て使っていたミニデスクを、突然「そんな使い方しちゃ困る」と言われ悲しかったこと
  • 悪いことをした風に突然言われたことで傷ついたこと

もちろん、ミニデスクを絶対に返したくないわけではありません。
ルールでそのようになってて、他の患者さんに必要だから返してほしいのなら
そのように伝えてくれればもちろん気持ちよく返すこともできたと思います。

しかし、その看護師さんは事情も聞かず一方的に決めつけた言い方をされたことが
否定されたようで悲しかったです。

臨床心理士さんは
「なんで、その看護師がそういう発言になったのか、理解できない。
以前は、ミニデスクは小児病棟では台数に限らず自由に使えてたのに、、
それはその看護師の発言が良くないですね、ごめんなさい」

と言っていただきました。

その臨床心理士さんは、私が顔を上げた時、足を組んでてちょっとモヤっとしたのですが、
私に起こったことを、全部ゆっくり聞いてくれて、それに対する見解を伝えてくれたのはありがたかったです。

それで、どうしたいですか?

 

と言われ、「え?」となりましたが、
私も臨床心理士さんという職業にちょっと期待しちゃった面もありますが、
自分から伝えないと、何も変わらず終わってしまうとおもい

「心に空いた穴はどうしたらいいですか?」

 

と聞いてみました。

私の心がどうするのがベストか、、

 

・その看護師さんと直接話す

・上の人に伝える

 

一応、一緒に考えてくださり
私の気持ちとしては

その看護師さんはきっと、業務に一生懸命で、そんな言葉で私が傷ついたなんて
思いもしないだろうし、、

別に、ただしてほしいとも思わないので。。。

 

ただ、その看護師さんが誰だったのかを知らないと
安心して小児病棟で過ごせない、というのはありました。

 

結論、私がとった行動は?

ここまで長い文章を読んでくださりありがとうございました。

結果的に私が選んだ方法

それは

医師に現状をお伝えする

 

心配してくれた小児科の医師や看護師さんも
きっと、私がどういう状況だったか不透明だったと思います。

「看護師が、、看護師が、、」

では何が起こったのか全く理解できないですよね。

状況を整理し、
自分が何にショックを受け
何が悲しかったのか

これを医師にお伝えすることで、現状をお伝えさせていただきました。

そこに至るまでに、自分の気持ちの整理もつき、泣かずに、
5分もあればお話しできたので
お時間をいただきお伝えをしました。

 

医師も、

「状況を話してくれてありがたい」

と言ってくだり、そして

「やはりその発言はない」

とのことで、 今後こういうことが起きないようにしていくと言ってくださいました。

 

事実は事実、傷ついた私のことを、
みんながどのように思うのか、それは自由です。

 

私としても、この入院で色々なケアをしてくださる
看護師さんたちにも、何があったのか、ハッキリとわかってもらえた方が
心地よく過ごせるので

お伝えできてよかったなと思いました。

 

1週間かかったけど乗り越えられた

というわけで、事例が起きてから、1週間かかりましたが
いろんな方の力を借りて、心を回復することができました。

 

なにより、この小児科の看護師さんや医師が

入院してる患者さんが、少しでも気持ちよく過ごしてもらいたい
そして1日でも早く元気になってほしい

という想いを持って接してくださっていることがわかったのは
この入院生活の一番の大きな収穫でした。

おかげさまで、安心して過ごすことができます。

 

 

やっぱり、人と人。

相手を思いながらすごしたいですね。

 

この件に関して、たくさん心配をしてくれた方々
本当にありがとうございました!

ちょっと弱ってた面もありますが、がんばります。




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