目次
早朝に破水してから出産バッグ準備、そして兄妹二人のスケジュール調整を済ませ産院へ
→破水からスタートの出産レポ①〜入院前の出産バック編(永井マザーズホスピタル)
3人目にして初の破水からスタートした出産レポートを書いていきます。
出産でお世話になったのは永井マザーズホスピタルです。
→永井マザーズホスピタルでの記録はこちら
永井マザーズホスピタルに入院からの出産レポート
8:00産院に到着
到着後2Fへ。小さな部屋に通され、母子手帳を提出。(緊急連絡先を記載しておらずその場で記入)
おマタを確認され、破水確定。
分娩監視装置を装着しました。
病院だからひとまず安心。破水から始まったという友人にその時の状況などを聞いてたら、陣痛くるまでは産院の中歩かされたりしたよ〜と聞いたのと、ご飯も出たよ〜と聞いたので淡い期待を♪
と言うのも、この産院のご飯はとっても美味しいのです♪
今回はどんな感じになるのかシミュレーションしつつ、ひたすら横になって、胎児の心音の音を聞きながら待ちます。
9:00 陣痛室に移動
あれ?まさかの荷物一式持って陣痛室へ。。。LDRの横にある半個室的な部屋で、またも分娩監視装置を装着。
あれ?まさかこれ、、このまま出産になるやつ?
看護師さん「この後医師にチェックしてもらってどうするか決めます」とのこと。
こえちゃんは無事幼稚園に行ったかな?こゆたんの病院は大丈夫かな?そんな風に思いながらひたすら、胎児の心音を聞きながら待ちます。
まだ陣痛は来ていません。
10:00 医師の回診(子宮口1cm)
妊婦健診でお世話になった女医さんが来てくれました♪
子宮口に手を突っ込み、念入りに確認。
「全然まだ子宮口柔らかく無いので、柔らかくするお薬を飲みましょう」
子宮口1cmだそう。全然出産の予定がなかった子宮口さん、ビックリだよね。と言うことは、破水勝手にしたってことなのね。
点滴されました。
子宮口を柔らかくするオクスリなど、いろんなお薬があるんですね。感心感心。
飲んだのはコレ。↓
こえちゃんを41週で計画分娩の時は、促進剤だったから、今回のこれは初めて。
この時点で、お昼ごはんは出ないことを伝えられてガーン。(朝おにぎり食べてきて本当によかった!!)
それにしてもお腹空いたので、持参したパン食べてもいいか聞いたらNGとのことT_T
無痛分娩の麻酔開始したらNGってのは知ってたけど、まだ麻酔の管も入れてないから、食べても良さそうなのにガーン。。お腹空いた。
このまま出産となると、どれだけ時間かかるか不明だし、過去2回も出産時体力無くなって困ったから食べたかった。。。
更に、助産師さんが来たので聞いたら、「この調子じゃ、今日生まれないかもかもしれませんよ」とのこと。
え。
少々頭がパニック。
(あとあと気づいたけど、このふくよかな助産師さん、前回こえちゃんの時もも突然破水させに来てビックリさせられた人と同じかなぁ?)
と、ほんの少しだけ痛みが。
11:00 不規則な陣痛?(子宮口1.5cm)
腰やお腹に痛みが。この時点で、最近自宅にいるときに腰にも痛みがあったのは、あれば兆候だったと今更気づく。
そして、まだ耐えられる痛みだけども、なぜか10分切っている。ときに2〜3分の時も。
え、こんなだったっけ??
子宮口はまだ1.5cmくらいらしい。
こえちゃん出産時は、子宮口3cmから全開まで30分とかで、突然陣痛も痛すぎになって、更に麻酔も効いてなかったので、出産5分前にやっと麻酔効き始めたという恐怖すぎる体験をしていたので、ちょっと恐怖。
麻酔の処置をすると言っていた先生が全然来ず。少し焦る。
麻酔は、処置しても半分効いていないとか良くあるんだそうです。(私の前回がまさにそのケース。)
だから、ちゃんと効いてないと、差し直しになるし、万一陣痛来てたらとても大変、、、
なんとなく、動けなくなる予感がしたので、トイレへ。まだ普通に歩けます。
12:00 なんか結構痛くなってきた陣痛(子宮口3cm)
え、普通に痛くなってきた。陣痛かな。陣痛の間隔は測っているものの、助産師さんは何も言ってこず。
ちょっと助産師さん、ピリピリしてる??
向かいの陣痛室に居る人が声出してちょっと苦しんでて、自然なお産希望だった様子。
その様子に、2度ほど、助産師さんが「無痛にしなくて大丈夫ですか?体に力はいっちゃうくらい痛かったら無痛にしてもいいんですよ〜〜〜」と優しく聞いてて、2回目で無痛にすることに決断したらしい。
なんか、海外の方へのお伝えのせいか、とってもとーーっても優しいお伝えのしかた。
(それに比べ、なんか私のところの方は、ちょっと冷たかった汗)
向かいの方へお伝えが、「体に力はいっちゃうくらい痛かったら無理しないでいいですよ〜」って言ってたのを聞いて私も、陣痛が体に力入っちゃってるから頼もう!と決心。
「結構痛くなってきたので麻酔の処置お願いできますか?」
やっと言えた〜〜!!!
せっかくの無痛分娩なので、無理しないのが大事。
麻酔の専門医が登場(みたことある人だ)
麻酔の処置
麻酔の処置は、脊髄に管を通します。その為、横向きの姿勢で、足を思いっきり抱えて背中を丸くしなくちゃいけません。
お腹は張り裂けそうに大きいし、これ、陣痛もセットで来てるときこの体制めっちゃ辛いんですT_T
「動かないでね〜〜〜もっと丸くして〜〜〜」って言われるし、最大限頑張ってるけど辛い。
さらに、怖い!!!!
怖い理由は次の2点
- 失敗すると差し直し
- 地味に結構痛い(局所麻酔と、管の2回通されるから)
- 麻酔処置は重篤なケースもある
と言うわけで無痛分娩とはいえ、全くの恐怖がないわけでは無いし最悪合併症や命を落とすケースなども。
麻酔が効かない場合もあるし、違う場所に言ってしまったら困るし(頭の方とか)
とにかく色々考えると怖すぎる!
やっぱり出産はどんな状況でも命懸けです。
無痛処置をしてくれる先生の事はもちろん信じてるんだけど、とにかく怖いT_T
局所麻酔をチクリ(痛い)
その後、管がスーー(怖い)
12:16 晴れて麻酔開始
とはいえ、ここからパラダイスな訳ではなく、まず麻酔が効くのかが恐怖。
前回みたいに片方だけしか聞いていないと陣痛は普通に痛いです。
首の方に伸ばされた管から、麻酔を入れます。背中にスーーーっと入っていく感覚。
そして足の方がジワジワ。
先生が丁寧に説明してくれました。
「足が痺れたり冷たくなったりする事は、あります。これは正常です。
でも、顔の方に来たり、頭痛や吐き気がしたりしたら、これは異常なのですぐに教えてください」
こういう説明があると、安心ですよね。状況を説明してもらえるってありがたい。
自分の体を確認していると、お腹と背中の痛みは消えたみたい。
その代わり、なんだか子宮口がちょっと痛む〜〜〜
一応、両方の足に効いてるから大丈夫っぽいけど、子宮口って真ん中。。。
これ、一番重要な箇所が効いてないの??大丈夫???
13:00 優しい助産師さん色々聞く
向かいの陣痛室の海外の方に優しく伝えてた助産師さんがお部屋に来てくれたので、色々聞くことができました。
子宮口がちょっと痛むことをお伝えすると
「今はまだ少し弱いお薬なので、麻酔がちゃんと聞いてたら出産前は強いお薬にするから大丈夫ですよ〜」と
一安心です。
やっぱり助産師さんとの相性もあるから、聞きやすい話しやすい人を見つけて安心するのが一番ですね。
13:10 子宮口やわらかくするお薬飲む
あれ?さっき飲んだけどと思うとあっという間に1時間経過してますね。
子宮口をやわらかくするお薬は全部で6回飲むんだそうです。
13:50 麻酔追加
お腹に痛みを徐々に感じてきたので、麻酔を早めに追加。
麻酔が効くまで15分から30分かかるのです。我慢せず早めに追加するのが良さそうです。
(追加間隔が短すぎればきっと、言ってくれるでしょう)
麻酔の効き具合には個人差があります。
空腹と体力がなくなってくる
体力のために甘い系のドリンクを持参していたのですが、まさかのNGになっていたとは。
お茶か水しかNGだそう。これ本当にしんどい。。。
私は麻酔入れると、足がとっても不快感でしんどくなります。陣痛の痛みは消えるけど足がとってもとっても不快感。
この頃、余裕なく常に真顔になっていました。
と言うのも、麻酔が効くのはいいけど、足が不快感なのです(私の場合)
全然余裕だったよ〜って方もいらっしゃいますが、私の場合はこゆたんの場合は、遺書書くほど高熱でてしんどかったんです。
と言うわけで、先ゆく恐怖と、早く終わってほしい〜と思う気持ちと、でもまだこの動く胎動は感じたい〜と気持ちがごちゃごちゃに。
14:15 子宮口3~4cmへ
内心の結果、やっと柔らかくなって子宮口は3~4cm
これから一気に進むのか、陣痛は見てみても不規則すぎて予想困難です。
先が読めないのがお産ですね。
15:02 内診 子宮口7~8cmとLDRに移動
自覚全くありません。陣痛カウンターもバラバラで全く規則正しく無い。
陣痛のお山もモニター見てもバラバラ。
LDRに移動と言うことは、お産予定。今日は混雑してるのに、LDR入ったら2時間くらいは独占するので大丈夫なのかと思いつつ、移動しました。
車椅子で移動させてもらいました。足には全く力が入りません
(あの優しい助産師さんでした、「私につかまっていいですよ〜」って言ってくれたので、遠慮なく車椅子に乗る時抱きつかせていただきました♪)
15:40 麻酔追加
どう進むかわかりませんが、麻酔追加するか迷います。30分以内ならかろうじて間に合いそうだけど、ちょっとだけ痛み感じ始めてきた。
麻酔を入れると不快感だし、不なので、とても迷いましたが、出産時に麻酔効いてないと、かなり困るので、思い切って追加しておきました。
わらわらと、助産師さんが専用服に着替え始めて準備を始めました。
これはいよいよ?陣痛の方は全く感じません。お山もよくわからない感じです。
むしろ、陣痛遠のいているようにさえ感じます。
15:50 いきむやりかたをレクチャーと子宮口前回
え?もう???
心の準備が全くできておらず、いきみ方を口頭でレクチャー
更に驚きの告知が!!!
「子宮口、全開してます」
え!!!!!!
全く感じないし痛く無いし、全開になってる自覚ゼロ
もういつでも良い感じですが、医師が立ち会うルールなのか医師まち
「先生まだ?」助産師さんも全てスタンバイOKの中、先生待ちとは。
これ、陣痛の最中だったら冗談じゃない!ってレベルかもですね。
逆に、無痛で我慢できていきまなければ、赤ちゃんのタイミングではなくお母さんのタイミングで出産できるのかなぁ?
医師が隣の病室を手伝いに行ってしまう
私が待てる状況なのをいいことに、隣のLDRの患者さんが、苦戦している様子。
吸引になるだとか、子宮口も全開になってないまま出産らしい。。。
医師「ちょっと隣やってから行くから」
助産師「いや、先生はこっちでしょ、こちらももうキレイに降りてます、先生!!」
そう言っても、先生は制止を振り切って先生手伝いに行ってしまう。その間待ち。
5分くらいしてようやく先生戻る。
お隣、生まれたらしく泣き声が聞こえ、私の方まで感動して既に涙が。
出産前に感動して泣くとは思いませんでした。私のはまだでしょ笑
16:05 出産のサポートは助産師さん
医師が戻ってきたのでお産開始。
「しっかりいきんでねーがんばってねー」と言われいよいよスタート
2回やってうまくできず休憩。
3回目「一回すって吐いて、その後大きくいきんで、またすぐ吐いてすってもう一回いきみます」
医師「避けちゃうのでエイン切りますね」パチン!!!
切られたけど痛みなしです。
16:12 いよいよ出産!!!
再チャレンジ、大きく息吸ってふぅ〜〜〜〜、更に息吸ってすぐにふぅ〜〜〜〜
力尽きて休憩しそうになったとこで
赤ちゃん頭出ましたよ、おへその方よーく見ていて〜〜〜
「赤ちゃん出たよ〜〜〜〜!!!!おめでとうございます!女の子ですよ」
コウノドリで見た光景、初めてお股の方から小さな小さな赤ちゃんの濡れたままの頭とお顔が目に飛び込みました。
感動〜〜〜〜〜〜〜〜!
泣きました。
生まれたばかりのあかちゃんの体温はなんともいえない温かさ
ベトベトの裸のままで、出てきたばかりの赤ちゃんを胸に乗せてもらい、素手でしっかり抱えさせてもらえました。
この感覚は忘れられません。
出てきたままの体温で、生暖かく手、白い何かがついているのも愛おしい。
出てきて本当にすぐに産声を上げてくれて安心。
胸にのった赤ちゃんは、大人しくてじっとしていました。写真はNGだそうです。
なので、この写真はその後の服着た状態ですけども。
こえちゃんのミニチュアなくらい、本当にそっくりでした。
出てきた世界に、本人はよくわからない感じ。
16:40 赤ちゃんは連れて行かれて検査などされます
その間、エインを塗ってもらいしばらく放心状態でした。
胎盤を見たかったけどいえず、かろうじて重さを聞いたら胎盤は600gくらいだそうです。ペットボトルよりもちょっと重いくらい。
これが赤ちゃんと繋がってて、なおかつお腹に入ってたと思うと、重たい理由がわかりますね。
次は出産後のLDRでの生まれたての赤ちゃんとの時間です。